『モアナと伝説の海2』冒険の幕開けを告げる劇中歌をフィーチャーした最新映像
ディズニー・アニメーション・スタジオが贈る最新作となる長編アニメーション映画『モアナと伝説の海2』(12月6日公開)から劇中歌が流れる最新映像が解禁された。 【写真を見る】新たな運命へと漕ぎ出す海を愛する主人公、モアナ 本作は第89回アカデミー賞、第74回ゴールデングローブ賞など数々の映画賞にノミネートされた『モアナと伝説の海』(16)の続編。海を愛する主人公、モアナが新たな運命へと漕ぎだす姿を、美しいアニメーションと音楽で活写する。 このたび解禁されたのは、2度と大切な人たちのもとへ戻れないかもしない危険が待つ航海へ出るモアナと、冒険を支える新たな仲間たち、そして風と海の守り神マウイとの絆が、劇中歌「ウィー・アー・バック(原題)」にのせて描かれる最新映像。前作の壮大な冒険から3年、海と特別な絆で結ばれたモアナは、全ての海をつなぐ1000年にひとりの“タウタイ(導く者)”として、まだ見ぬ海のどこかにいる人々を探していた。手がかりを求めて航海を続けるモアナが島に戻ると、待ちきれずに幼き妹のシメアが駆け寄ってくる。彼女の存在が、モアナをさらに成長させ、家族や島の人々への想いを強くさせていた。 そんなある日、モアナは、かつて海が1つにつないでいた世界は人間を憎む神によって引き裂かれてしまったが、海の果てにある島にたどり着けば呪いは解け、再び世界は1つになるという伝説を知る。そして、生きては帰れないかもしれないほどの危険に満ちた冒険へ出ることに。新たな仲間たちとともに“いままで以上に難しい挑戦”となる航海に出るモアナの前に、カヌーごと呑み込まれてしまいそうな荒波や、みたこともないほど巨大な雷雲が立ちはだかる。さらに旅路を邪魔するココナッツの海賊、カカモラたちから大きく舵を切った先には、不気味で巨大ななにかがモアナたちを飲み込もうとしていた…。 新たな仲間たちとともに冒険にでるモアナだが、モアナの冒険に必要不可欠な存在が、相棒で風と海を司る半神半人のマウイだ。前作の冒険を乗り越え強い絆で結ばれた2人。「マウイとモアナ、再び1つに!」と星空の下でマウイにささやくモアナ。モアナとマウイの2人の更なる絆と息の合ったやり取りにも期待が膨らむ。 そして映像内で流れるのは、物語の冒頭を飾る劇中歌の「ウィー・アー・バック(原題)」。ディズニー・ミュージカル作品のオープニングを飾る楽曲は、これからの物語への期待感を上げる重要な役割を担っており、これまでも『アナと雪の女王』(13)の「生まれてはじめて」や、『美女と野獣』(91)の「朝の風景」など多くの名曲を生みだしてきた。遥か彼方の海へと航海に繰りだす自由に胸を膨らませ、自分の心のままに生きられることへの喜びを「帰ってきた、本当の私に」と歌い上げるこの楽曲も、これから始まるモアナの壮大な冒険を期待あふれるものにさせている。楽曲を担当するのは、第64回グラミー賞最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞で同部門最年少受賞となったアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアーという若き才能あふれるミュージシャン。ベアーは東京ディズニーシーで現在行われているナイトショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」のテーマソングも手掛けている。 色鮮やかな映像と心洗われる珠玉の楽曲が主人公の冒険を彩る本作。最新映像を見ながら劇場公開への期待を高めておこう! 文/スズキヒロシ