紀藤正樹弁護士 不倫で議会解散した岸和田市長に私見「市の予算の無駄遣いの要素は否めません」
弁護士・紀藤正樹氏が25日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。女性との不倫を巡って自身の不信任決議を可決した市議会を解散した大阪府岸和田市の永野耕平市長について言及した。 永野市長は、24日午前に議長に解散通知書を手渡した。市内で記者会見し、自身の辞職は否定。決議の理由が不適切だと批判し「市議の資質を問う選挙だ。議会の判断が正しかったのかどうかを考えてほしい」と述べた。 市議選後、新たな議会が再び不信任を可決した場合は「市長選に挑む」とも語った。20日に不信任が可決された際は、解散と同時に辞職し、出直し選に臨む可能性も示唆していた。市選挙管理委員会によると、解散に伴う市議選は来年1月26日告示、2月2日投開票となる。昨年の市議選にかかった費用は約7300万円。 紀藤氏は「岸和田市長が妻も同席し会見『許してもらってはいない』女性関係めぐり不信任決議受け議会解散、来年2月に市議選へ 自身は辞職せず 妻には『申し訳なかったと謝罪』」と題された記事を引用し、「辞職してみそぎ選挙に出ればよいのに勝算がない議会解散に打って出るのですから事前調査でみそぎ選挙しても仮にダブル選挙しても落選が予測できるからなんでしょうね。問題を先送りしただけですが市の予算の無駄遣いの要素は否めません。選挙中の市長の動きは要注目です」とつづった。