佐倉綾音×大塚明夫ら『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』出演へ ヤクザが降り注ぐ新PVも
ニューヨーク・コミコン2024にて、2025年に配信されるTVアニメ『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』の新キャストと新PVが公開された。 【写真】場面カット(複数あり) 本作は、「バットマン×ニンジャ」というコンセプトから生まれた日本発のアニメーション作品。前作は、戦国時代にタイムスリップしたバットマンが、戦国武将になり代わり群雄割拠するジョーカーたちの悪しき野望に立ち向かうという完全オリジナルストーリーで、2018 年にリリースされ、北米を中心に全世界で熱狂的に迎えられた。その最新作となる本作の監督は水﨑淳平、高木真司が務め、神風動画がアニメーション制作を担当する。 ニューヨークのJavits Centerで開催中のニューヨーク・コミコン2024にて「Bats in Translation:“Batman Ninja vs. Yakuza League”and“Batman Azteca: Choque De Imperios”」と題したビデオプレゼンテーションおよびトークショーが開催され、『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』の冒頭映像特別編集版(会場限定)と新PVが公開された。 監督の水﨑は「前作から6年を経て、再び同じメンバーが揃い、さらに前作では演出だっ た高木真司さんが共同での監督を引き受けてくださったので、チームとしてさらに安定し強くなりました。今回、キャラクターデザインの岡崎能士さんが多忙によってこの会場に来られなかったのですが、本作でさらに売れっ子になって神様になってしまうのではないか(笑)」と語る。 さらに監督の高木は「前作ではパート監督として、本作では監督として参加することになりました。その分、責任も大きくなり、中島さんの脚本と水﨑さんのアイデアを受け、そのまとめ役を務めさせていただきました。実はまだ完成していないので、良い作品を届けられるように最後まで頑張ろうと思います」と述べ、脚本の中島かずきは「前作は、戦国時代+ニンジャ+ロボットバトルだったのですが、今回はヤクザになったジャスティスリーグとバットマンファミリーが激しくぶつかり合う展開です。アクション映画としての面白さを追求しています。どちらも伝統のある日本のヤクザ映画とアメリカの DC キャラクター、そういった歴史のある要素をうまく取り込みつつ、そして面白く“誤解”したかたちで、よりエキサイティングでクレイジーな作品に仕上げています」とコメントした。 最後に水﨑は英語で「Make sure you’re in good shape when you watch this movie.There is so muchhappening as Nakashima-san wrote such a story, that you guys may feel dizzy, sobe careful, OK?(訳:この映画を見るときは、万全の体調で挑んでください。中島さんの書いたストーリーはとにかくハプニングだらけ。めまいを感じるかもしれないので、要注意で!)」と語り、会場を盛り上げた。 公開された新キャストは5名。緑光の是鹿(グリーン・ランタン)を佐倉綾音、水龍の亜朝(アクアマン)を大塚明夫、韋駄天の針亥(フラッシュ)を檜山修之、大鷲天女の大阿奈(ワンダーウーマン)を朴璐美、ラーズ・アル・グールを山路和弘がそれぞれ演じる。 公開された新PVでは、戦国から現代に戻ったバットマンたちだったが、ここでもまだ異常現象は続いてる様子が。ゴッサムに降り注ぐ無数の鉄砲玉ヤクザ。その上空には日本列島が現れ、まさに驚天動地の展開へ。そして、街を占拠するヤクザと戦うバットマンたちの前に、ヤクザと化したグリーン・ランタン、アクアマン、フラッシュが立ちはだかる。いったいこの世界に何が起こったのか? ラーズ・アル・グールが語る「ヤクザリーグがもたらす新しい世界」とは? アクションのつるべ打ちに、なんとワンダーウーマン(朴璐美)による演歌までもが映し出されていく。 佐倉、大塚、檜山、朴、山路からはコメントも到着した。 ■コメント ・佐倉綾音(緑光の是鹿/グリーン・ランタン役) タイトルが最高すぎて二度見しました。放送コードとか大丈夫なのでしょうか? 出演にあたり1作目を観て、その異質な世界観と唯一無二のアニメーション表現に一気に引き込まれてしまいました。この世界に仲間入りできたことを光栄に思います。声の大きい先輩方に負けないよう、憎めないグリーンランタン(是鹿)を演じましたので、その存在を楽しんで頂けますと幸いです! ・大塚明夫(水龍の亜朝/アクアマン役) モノスゴイ映像でお送りする、スペシャルな作品となりました、『ニンジャバットマン対ヤクザリーグ』。水龍の亜朝(アクアマン)の声を務めます。普段言いたくても言えないような渡世人の言葉で芝居ができて、本当に楽しかったです。 どうぞみなさま、配信でご覧ください。お楽しみに。 ・檜山修之(韋駄天の針亥/フラッシュ役) いかにもアメリカンコミックのヒーローキャラが、いかにも日本の任侠者に、まさにここが、この作品の醍醐味だと思います。そして檜山演じる「韋駄天の針亥(フラッシュ)」その名の通り組織の鉄砲玉として目にも止まらぬスピードで動きますのでお見逃しのないように!! 更に檜山ポイントとして、中島かずきさんの大好物のあの台詞はあるのか是非、確認して下さい(笑) ・朴璐美(大鷲天女の大阿奈/ワンダーウーマン役) 中島かずきさん脚本のバットマンのお仕事が入ると聞いた時から台本を頂くことを楽しみにしていて、いざ読んでみたら……ん? 任侠???……んんんんん?! ……え?! 任侠?! え?! バットマン?!……と、何度見か繰り返してしまいました(笑)。そして、その台本の分厚いこと!台詞・カット割の多さに驚愕! 大人が本気の遊びを仕掛けてやがる……と、胸の高まりをおぼえました。大鷲天女の大阿奈の、見栄の張り合い・斬り合い・想い合い・歌い合い……これぞ女の任侠道、中島かずき節炸裂しまくりのニンジャバットマン、皆さま、ただひたすらにお楽しみにしていてくださいまし……ふふふふふ……ふははははは……てぇい! ・山路和弘(ラーズ・アル・グール役) バットマンといえば、もうかなり前ロビンの声をやったことがあった。かなり前とはいえ、もう 40 もとうに越した頃。精一杯若い声で「バットマーンッ!!」と、やや恥ずかしさに赤面しながら。懐かしいなぁと思いきや、なんと任侠噺。 なんと大胆な。しかし悪役は、いつやっても楽しいものだ。ラーズ・アル・グールでお逢いしましょう。
リアルサウンド編集部