V目標、初の全国へ闘志 青森県南バスケチーム「OWLS・U15」
来年1月4~8日に東京都で開かれる「ジュニアウインターカップ全国U15バスケットボール選手権」の男子に、青森県南地方で活動するクラブチーム「OWLS(オウルズ)U15」が出場する。全国選手権への出場は初で、メンバーは大舞台での活躍を誓い、闘志を燃やしている。 チームは11月16、17日に弘前市などで開かれた県予選で2回戦、準決勝を危なげなく勝ち上がり、決勝ではライバルの津軽クと対戦。リードを許していた第2クオーターから地力を発揮して、逆転優勝した。 夏の県中学校体育大会では決勝で津軽ク(当時は津軽中)に惜敗しており、今回はリベンジを果たした格好。清野陽月主将(15)=八戸市立下長中3年=は「津軽に勝つことを目標に練習してきた。守備とリバウンドなど、球際の強さを発揮できた」と語る。 全国選手権での目標は「優勝」。チームの強みは厳しい守備で、清野主将は「メンバーの連携を高めて、守備からリズムを作る戦いをする」と意気込む。 司令塔役を努める石川恒星さん(14)=同市川中3年=は「味方が気持ちよくシュート、アタックができるようなパスを出して、ゲームをコントロールしたい」と力を込めた。
デーリー東北新聞社