マディソン不在の影響はやはり大きいか ジョー・コール氏はホイビュア起用に疑問 「ロ・チェルソをそこに置くこともできたのではないか……」
2連敗を記録したトッテナム
プレミアリーグ第12節でウルブズと対戦したトッテナム。 トッテナムは開始早々の3分にFWブレナン・ジョンソンが先制ゴールを挙げる。しかし、その後はウルブズのペースが続き、後半ATにMFパブロ・サラビアとMFマリオ・レミナにゴールを許し、1-2の逆転負けを喫した。 前節のチェルシー戦で負傷したDFミッキー・ファン・デ・フェンや退場となり出場停止となったDFクリスティアン・ロメロとDFデスティニー・ウドジェの不在も大きかったが、ジョー・コール氏は司令塔のMFジェイムズ・マディソンの不在があまりも大きかったと考えている。 この試合でマディソンに代わり出場したMFピエール・エミール・ホイビュアの起用を疑問視する同氏は英『Sky Sports』にて、アンジェ・ポステコグルーの采配にコメントしている。 「アンジェは反省するだろうし、彼はそこにホイビュアを入れた。もしかしたら、(ジョバニ・)ロ・チェルソを入れることもできたかもしれない。アンジェは素晴らしいが、もう少しコントロールとポゼッションを高めるためにロ・チェルソをそこに置くこともできたのではないかと思う」 コール氏は守備に堅実なホイビュアをマディソンの代わりにおいたことで、ポゼッションをすることができず、攻撃の形を作れなかった、と考えており、攻撃面を考慮するとロ・チェルソの起用の方が良かったのではないかとコメントしている。 マディソンは加入して以降、トッテナムの攻撃の中心でありチームに欠かせない存在になっていた。同選手の代わりができる選手は他のクラブを見渡しても簡単に見つかるものではないが、マディソン不在の影響を大きく感じさせる試合展開となった。 マディソンの復帰は1月と予想されており、まだ少し時間がかかる。司令塔不在の解決策をポステコグルーがどのような形で見つけるのか注目が集まる。
構成/ザ・ワールド編集部