小学3年59人、元気よく「友だち」大書 愛媛・今治で書き初め大会
「世界に一つしかない作品。心を込めよう」。愛媛県今治市立吹揚(ふきあげ)小で10日、書き初め大会があった。毛筆を習い始めた3年生59人は元気よく「友だち」と大書した。 市内中心部の4校が統合した2015年度から続く新年の恒例行事。毎日書道展審査会員の友近吾邑(ごゆう)さん(76)、同展会員の酒井夕静(せきせい)さん(71)から「手本を2センチ横に」「字の太さと長さ、方向を見て」などと助言を受け、児童らは1字1字に向き合った。 門田知久さん(9)は「習った通りに手首を動かすと、うまく書けました」と話し、「今年は国語の漢字をしっかり勉強します」と誓った。【松倉展人】