日韓定期貨客船「イースタンドリーム号」8月就航 自転車持ち込みサイクリング訪日客に商機…日本の左側通行の交通ルール理解へ取り組み
貨客船では自転車を分解することなくそのまま持ち込めます。これは空の便との差別化。山陰でそのままサイクリングを楽しみ、長期滞在してもらおうという狙いです。 鳥取県 観光戦略課 サイクルツーリズム振興室 中原登 課長補佐 「境港に直で来る船ということで、韓国でもサイクリストの皆さんがこちらに来ることを期待しています」 県では、レンタルサイクルの貸し出し手順のハングル化や、日本の左側通行の交通ルールを理解してもらえるよう取り組んでいくとしています。 鳥取県 平井伸治 知事 「まずは情報発信をして、旅行商品の造成など展開を図っていきたいと思います。また、帰りの船には鳥取からも向こう(韓国)への訪問団を作りまして、荷主の交流、それから観光関係これらをまた売り込みを図っていきたいと思います。8月まで間もありません。全力を挙げて準備を進めてまいります」 トゥウォン商船 イ・ソッキ代表取締役 「私自身が鳥取に来て感じた魅力を、これから訪れる皆さんにも感じていただけるプランを用意し、飛行機での旅との差別化を図っていきたいと思います」 観光シーズンとなる夏に就航するイースタンドリーム号。インバウンド客の呼び込み、両国のつながり強化に一役買うことが期待されています。
山陰放送