『フェスティバトル』にかわいすぎるネコと尖った性能がやってきた! 『にゃんこ大戦争』コラボ先行体験レポート
コロプラとMIXIによる新作チームアクションゲーム『フェスティバトル』において、9月30日より『にゃんこ大戦争』とのコラボイベントがスタートした。 【画像】フェスバ×にゃんこ大戦争コラボのスクリーンショット リアルサウンドテックでは、実装に先立って『フェスティバトル』に登場する『にゃんこ大戦争』のキャラクターたちでのプレイを体験。かわいすぎるモーションや特殊な性能なども含め、その様子をレポートする。 ※記事内容や記事内の画像は開発段階のため、実際のものとは異なる場合があります。 ■それぞれ特徴的な能力を持つコラボヒーローたち 『フェスティバトル』に実装された『にゃんこ大戦争』のキャラクターは「ネコ」「かさじぞう」「ネコヴァルキリー・真」の3体。初のコラボイベントだ。ネコは近接アタッカー、かさじぞうは遠距離ガーディアン、ネコヴァルキリー・真は近距離ランナーとなっている。 筆者は最初にネコを触ったのだが、バトルに突入する際の画面(縦持ちから横持ちに変更するところ)の動きがかわいすぎて、早々に心を奪われてしまった。既存のヒーローたちは基本的に凛々しい表情でバトルへと向かうのだが、なんとも脱力感のある表情で漂うネコは新鮮であると同時に、バトルの合間の清涼剤にもなってくれそうだ。 実際の性能はというと、「よくばり」スタイルのネコはコラボ期間中にイベントを進めるともらえる配布キャラながら使い勝手がよく、初プレイから好感触。ネコをぶん投げるACTスキル「ぶんなげるにゃ」は思っていたよりも当てやすく、一定エリアに連続攻撃するULTスキル「侵略してやるにゃ」は当たったときの(なんなら当たらなくても)爽快感が抜群だ。 なお、スタイルは「よくばり」「あらくれ」の2種類。よくばりスタイルは集めたお金に応じて攻撃力を最大30%アップ(Lv1で25%、Lv2で30%)するという能力を持ち、立ち回りによっては大きなアドバンテージを得ることができる。一方でガチャ排出のあらくれスタイルは、攻撃がヒットすると短時間ACTスキルの威力が大幅アップするというシンプルで強力な仕様だ。それぞれの使いやすさと強みがあり、ここはプレイヤーの好み次第で選択していいだろう。 続いて、かさじぞうは遠距離ガーディアンとしての実装。ACTスキル「地蔵セントリーガン」は範囲内の敵を自動攻撃してくれるためエリア確保がしやすく、ULTスキル「攻勢型拠点防衛モード」を起動すれば“動く要塞”と化す。使い方にはコツがいる印象ではあったものの、熟練のかさじぞうが味方にいれば、戦いをかなり有利に運べるのではないか。 ビジュアル的にぱっと見の“ネコ感”が薄めのネコヴァルキリー・真は、性能面でもほかの2キャラクターと比べて尖ったものを持っている。ACTスキル「女神の裁き」はターゲットした敵にスタン攻撃を与えつつ、その場所にワープするという、相手からすると厄介この上ない技だ。ULTスキル「神々の黄昏」は発動まで時間がかかるものの、広範囲にスタン攻撃を繰り出すまさしく“必殺技”。近距離ランナーとして自由自在に戦場を駆け回り、時には飛びかかって制圧する存在となりそうだ。 ■『フェスバ』のバトル環境がより戦略的に!? 『にゃんこ大戦争』コラボキャラクターたちは、これまでのヒーローと比べても特徴的な能力が目立つ。実装にあたっては、原作でのキャラ特性を考慮しつつ、現在の『フェスティバトル』に必要な能力として調整しているという。たとえばかさじぞうの「地蔵セントリーガン」はルシファーのACTスキル「バリア・ブラスト」を削ることができ、手軽な防御性能へのカウンターとなっている。コラボ元でのイメージを尊重しながら、いわゆる“メタを回す”存在としても機能しているということだ。 初のコラボイベント&コラボヒーロー実装で注目のタイミングとなるが、かさじぞうのような環境に一石を投じるタイプの実装もあり、バトルにおける戦略的な幅はかなり広がっていくのではないか。新ヒーローを楽しみつつ、フレンドたちとスキルの組み合わせを考えていく楽しみも増える、充実のコラボイベントとなりそうだ。
片村光博