国際線が4年3カ月ぶりに乗り入れる下地島空港＝19年3月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　下地島空港の旅客ターミナルを運営する下地島エアポートマネジメント（SAMCO）は3月12日、大韓航空（KAL/KE）系LCCのジンエアー（JNA/LJ）がソウル（仁川）から定期便を新設すると発表した。現地時間5月29日から週5往復運航する。同空港の国際線は4年3カ月ぶりの乗り入れで、宮古島圏域と韓国との間の定期便も初就航となる。 　運航日は月曜、水曜、金曜、土曜、日曜。夏ダイヤ最終日の10月26日までの運航スケジュールは、下地島行きLJ357便がソウルを午後0時40分に出発し、午後3時10分着。ソウル行きLJ358便は午後4時20分に下地島を出発し、午後6時50分に到着する。機材はボーイング737-800型機（1クラス189席）を投入する。 　10月27日に始まる冬ダイヤの運航スケジュールは、今後発表する見通し。 　下地島空港のターミナルは2019年3月30日に開業。国際線はチャーター便でスタートし、同年5月から6月にかけて大韓航空がソウルから乗り入れた。定期便の就航は同年7月19日からで、香港エクスプレス航空（HKE/UO）が香港線を開設したが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響により2020年2月から運休が続いている。