くやしさを胸に刻みつつ… 広島カープ 週末(9月27日~29日)の戦い “野村祐輔に捧ぐ勝利” 大瀬良大地 サヨナラタイムリー・末包昇大
■9月29日(日)広島 vs. 中日(マツダスタジアム) ホームゲーム5連戦、ラストカードの中日戦―。初回に先制を許しますが、そのウラの攻撃。NPB通算1500試合目の出場となる先頭の 秋山翔吾 が、節目の試合でいきなりツーベースヒットを放ち、チャンスを作ります。 天谷宗一郎 さん 「いい準備ができていました」 続く打席には、9月月間打率3割の2番・矢野雅哉 。打球は、ファーストのグラブをはじき、タイムリーヒット。 天谷宗一郎 さん 「ラッキーな部分はありましたけれど、コンパクトに(バットを)振ろうという意識がすごく見えました」 さらにチーム打点王・小園海斗 がチャンスでしっかりと犠牲フライを放ち、勝ち越しに成功します。 一方、投げては “ドラ1” ルーキー・常廣羽也斗 が登板。毎回のようにランナーを背負いながらも最少失点で切り抜けると、粘りのピッチングで6回を8安打2失点に抑え、プロ2試合目のマウンドでもしっかりと先発としての役割を果たします。 常廣羽也斗 6回 球数94 被安打8 奪三振3 失点2 天谷宗一郎 さん 「しっかりと修正能力が前回よりもついてきていると思うので、自信にしてほしいです」 この常廣の好投を勝利につなげたいカープでしたが、リリーフ陣が一発攻勢に泣き、セ・リーグワーストタイの月間20敗目…。(広島 3-4 中日)球団ワースト記録を更新するも、3位・DeNAとのゲーム差は1.5と、まだプレーオフへの望みはつながっています。 ◇ ◇ ◇ 石田充 アナウンサー ヒーローインタビューの回数を競う「ヒーローダービー」、貴重な金曜日の勝利を呼びました。サヨナラヒットを放った 末包昇大 選手が、ヒーローでした。9個目ということで、野手の中では非常に多い数ということになりました。 ■ヒーローダービー(広島カープ) アドゥワ誠 4 床田寛樹 7 塹江敦哉 1 益田武尚 1 森下暢仁 8 島内颯太郎 2 大瀬良大地 6 九里亜蓮 7 森浦大輔 1 黒原拓未 2 栗林良吏 1 玉村昇悟 4 森翔平 1 常廣羽也斗 1
秋山翔吾 8 野間峻祥 3 矢野雅哉 10 松山竜平 3 田村俊介 1 坂倉将吾 4 宇草孔基 2 石原貴規 2 小園海斗 12 末包昇大 9 田中広輔 1 會澤翼 1 上本崇司 1 菊池涼介 4 羽月隆太郎 1 堂林翔太 1 二俣翔一 1 J・シャイナー 1 中村貴浩 1
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