“カン・ダニエルへの名誉毀損の疑い”炎上系YouTuber、検察が罰金約32万円を求刑
検察がカン・ダニエルの名誉を毀損した疑いで起訴された、YouTubeチャンネル「タルドク(脱オタク)収容所」の運営者に、罰金300万ウォン(約32万円)を求刑した。 12日、ソウル中央地裁刑事18単独イ・ジュング判事の審理で行われた、情報通信網利用促進、及び情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)の結審公判で、検察はこのように求刑した。 A氏は最後の陳述で「当時は、未熟で分別がなかった。軽率さで被害者たちに傷を与えてしまい申し訳ない」とし、「これから社会に役立つことができるよう、ボランティア活動に参加するなど頑張る」と明かした。 裁判所はA氏の1審宣告期日を、9月11日午後2時に決めた。 A氏は2022年、自身が運営しているYouTubeチャンネル「タルドク収容所」に「国民の彼氏俳優・アイドルの乱れた私生活」というタイトルで動画を投稿し、カン・ダニエルの名誉を毀損した疑いで起訴された。 当初、検察はA氏を罰金300万ウォンで略式起訴した。略式起訴は、検察が被疑者を正式裁判にかけず、書面審理などを通じて罰金刑を請求する手続きだ。しかし、裁判所はこれを受け入れず、A氏を正式裁判にかけた。 A氏は裁判で動画を制作してアップした事実は認めたが、「動画中の内容が事実だと思った」と主張した。 先立ってA氏は、IVEのウォニョンが提起した損害賠償請求訴訟の1審でも敗訴した。ウォニョンは昨年10月、A氏が該当チャンネルで人格を侮辱する虚偽事実を言及したとして控訴。裁判所は同年12月、A氏に1億ウォン(1,073万5千円)と遅延利子の支払いを命じた。A氏はこれに不服を申し立て控訴審を進めており、調停を試みたが合意に至らず、現在、控訴審の裁判が行われている。
イ・ジョンミン