こいのぼり100匹、春に舞う 里山の川、上空に今年も悠々と
長野県須坂市の百々川、21年目の催し
長野県須坂市の百々(どど)川に架かる高甫(たかほ)橋の東側に13日、約100匹のこいのぼりが飾り付けられた。子どもの健やかな成長を願って地元住民でつくる実行委員会が毎年飾り、21年目。大きいもので5メートル近くあるこいのぼりが、悠々と泳いでいる。 【写真】初任給はほぼ全てつぎ込み…20代のコレクターが集めた50匹超のこいのぼり
「達者なうちは頑張ろう」今年も企画
近所の子どもたちにも参加を呼びかけ、20人ほどで作業。こいのぼりは市内外から譲り受けたもので、川の両岸に立つ木の柱に渡した約100メートルのワイヤに取り付けた。 昨年の20回の節目を最後にしようという話も出たというが「達者でいるうちは頑張ろう」(丸山剛会長)と今年も企画した。家族で手伝った小布施町小布施中学校1年の中山小暖(こはる)さん(12)は「小さい時から見ている光景。色とりどりで、柄も違ってきれい」と話した。5月5日まで。