カプコン公式配信で判明した『デッドライジング デラックスリマスター』で変わったこと・変わらなかったこと
カプコン公式配信で判明した『デッドライジング デラックスリマスター』で変わったこと・変わらなかったこと - Part 1
先日、突如発表になった『デッドライジング デラックスリマスター』。2006年のゾンビゲームを現代に蘇らせるタイトルで、公式番組「CAPCOM NEXT - Summer 2024」でその情報がいくつか公開になった。この記事では主な発表事項をまとめた。 「デッドライジング デラックスリマスター」画像・動画ギャラリー 公式サイトも更新されたので、合わせてチェックしてほしい。 RE ENGINE製になってグラフィック向上&4K/60FPSでプレイが可能 オリジナル版が20年近く前のゲームということもあり、「リマスター」を謳いながらもリメイクかと思うほどに見た目は大きく向上している。物語を彩るNPCやボス格の人間「サイコパス」の表情も映像では確認できた。 舞台となっているショッピングモールの描写もパワーアップしていることがうかがえ、時間帯によって建物への影の入り方が変わっていったり、夕日が差し込んだりという風にさまざまな表情を見せるようだ。 なお、「デラックスリマスター」の開発には『バイオハザード RE:4』や『モンスターハンターライズ』でも使用されているRE ENGINEが使用されている。 銃を構えての移動やUIを改善 リマスタータイトルで、操作回りやUIの改善が行われることは多いが、「デラックスリマスター」でもそれは一緒だ。UIの改善に加え主人公フランクは銃を構えての移動ができるようになっているほか、ショッピングモール内の生存者の挙動も改善されているという。 オートセーブに対応 「デラックスリマスター」ではオートセーブに対応する。本作はゲーム内時間がリアルタイムで進行していくタイプのゲームで、それがキャラクターの生死にもかかわるが、配信では手動セーブの場面も確認できる。オートセーブとの合わせ技で、より便利になった「デッドライジング」と言えるだろう。 日本語音声に対応 オリジナル版は英語音声のみだったが、「デラックスリマスター」は日本語音声にもフルボイスで対応する。オリジナル版でなじみのある、英語音声&日本語字幕という組み合わせにできるかは不明。 アクションのアニメーションはオリジナル版を極力流用 大きく手が入っていることがうかがえる「デラックスリマスター」だが、アクションのアニメーションについてはオリジナルのものを極力流用しているという(逆に言えば、部分的には流用ではないものもあるのだろう)。 基本的なゲーム進行自体はオリジナル版と同じに ゲーム進行自体はオリジナル版と変わらないという。これはカプコンが「あくまでリマスター」という姿勢を崩さない大きな理由のひとつと言えるだろう。 時代もあってオリジナル版ではエリア切り替え時にロードが発生するが、配信でこの点についての言及はなく、本作でも同じようにロードが発生する可能性がありそうだ。もっともロード時間があろうと、その所要時間の大幅な短縮には期待できると思われる。 新規楽曲を収録 ゲームの発売に先駆けてオリジナルサウンドトラック2曲が配信となった。そのうちの1曲「Beyond Heaven (Live Style Edit)」は新規楽曲となっている。オリジナル版はHostile Grooveの「Fly Routine」などの、いわゆる版権楽曲もいくつか使用されており、そちらの収録状況も気になるが、今のところ発表はない。 また、公式サイトによれば、BGMや効果音はリマスターが施され、3Dオーディオに対応しているという。 9月19日にダウンロード版が先行してリリース 発売日が次のように発表された。 ダウンロード版 2024年9月19日 パッケージ版(PS5版のみ) 2024年11月発売予定 まずはダウンロード版が先行してリリースされる形となる。プラットフォームはPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)だ。 予約特典は追加コスチュームとBGM 発売日発表とあわせて、予約受付がスタート 。 予約特典は以下の3つで、主人公フランクのコスチュームとゲーム内で館内BGMとして流せる曲がもらえる 。