“ゴミ問題”観光客増加で深刻化 花火大会の足下に…京都・嵐山では罰金も
■「ゴミ箱がない」設置すればあふれてしまう現状 京都・嵐山
観光地の京都・嵐山は海外からの観光客も戻り、にぎわっています。京都市がゴミ箱を設置していますが、納まりきれずにあふれ出したゴミ箱が散乱していました。ペットボトル用のゴミ箱に、ペットボトルではないものが入っているなど、分別もきちんとはされていませんでした。 観光名所にあふれ出るゴミに、商店街も対策に乗り出しています。 嵐山商店街 石川恵介会長 「商店街のポスターなんで、ポイ捨てをやめましょうというポスター、張っておいてください」
31日もゴミのポイ捨てを防ぐため、商店街のお店にポスターを配布。早速、店先に貼っていました。 嵐山商店街 石川恵介会長 「嵐山を必死で守っているんですと、ポイ捨てしたら罰金とりますよと」
この商店街には以前、市がゴミ箱を設置していました。しかし、ゴミがあふれ景観を乱してしまうとして、撤去された背景があります。 観光客 「竹林の方はゴミ箱から(ゴミが)あふれている部分があった。(ゴミ箱が)なくなるのはしようがないのかな」 イギリスからの観光客 「(ゴミ箱は)たくさんはありません。ゴミ箱を見つけるのは、簡単じゃないです」 観光客 「トイレの中にゴミを置いているとかがあって汚くなっていたから、どっちの方がいいんだろうと思います」 「ゴミ箱がない」という声の一方で、ゴミ箱を設置すればゴミがあふれてしまう現状があるのです。市は商店街と協力して対策していきたいといいます。 効果的な方法はあるのでしょうか。