【路上飲み・公園飲みは楽しいけれど…】屋外での飲酒、ダブルスコア以上で「反対」が上回る : ごみ散乱、騒音、治安悪化を懸念
秋風が気持ちの良い晩に公園で月見酒などとしゃれこんでみようか…。しかし、リクルートの調査では、公共の場での飲酒に反対する人が多かった。
リクルートの外食総研が8月上旬に実施したアンケート調査(回収数8016)で、公園や路上など屋外の公共の場での飲酒経験を聞いたところ、「ある」47.9%、「ない」25.6%だった。「そもそもお酒は飲まない・飲めない」人が26.5%いるため、飲酒する人に限れば、約65%が経験者だった。
具体的な飲酒場所のトップ3は、「花見・月見・ピクニックなど」47.6%、「公園・ビーチ」42.4%、「旅先の観光地」33.3%。ちなみに、一緒に飲んだ人は「友人・知人」55.4%、「家族・親族」36.6%など。
屋外の公共の場での飲酒に対する賛否を尋ねたところ、「どちらかというと賛成」も含めた「賛成・計」は19.9%、「どちらかというと反対」も含む「反対・計」は43.3%と、ダブルスコア以上で反対が賛成を上回った。 「そもそもお酒は飲まない・飲めない」人を除き飲酒者に限った集計でも、「反対・計」35.9%が「賛成・計」24.6%を上回った。
屋外の公共の場での飲酒について賛成する理由は「風情・季節感」「屋外飲酒は楽しい」「安上がり」など飲酒する人にとってのメリットが上位に入った。一方、反対理由のトップ3は、「ごみの散乱」60.4%、「大声で近所迷惑」54.3%、「治安悪化」45.7%といった、周辺環境に対する影響が上位だった。