宝塚記念の登録馬。※騎手は想定

　第６５回宝塚記念・Ｇ１が６月２３日、京都の芝２２００メートルで行われる。 　昨年の有馬記念に続くグランプリ連覇を目指すドウデュース（牡５歳、栗東・友道康夫厩舎）。１週前は栗東・ＣＷコース３頭併せで６ハロン７９秒８―１０秒８と破格のタイムで駆け、騎乗した武豊は「調教だけでお金を取れる馬」と絶賛した。前走のドバイ・ターフ（５着）は本来の末脚を発揮できなかったが、即反撃でＧ１・４勝目を飾りたい一戦だ。 【データで見る】ドウデュースの血統、戦績 　昨年３着のジャスティンパレス（牡５歳、栗東・杉山晴紀厩舎）はルメール騎手との参戦で、Ｇ１・２勝目に挑む。 　京都記念２着、大阪杯１着のベラジオオペラ（牡４歳、栗東・上村洋行厩舎）、日経新春杯１着、天皇賞・春２着の京都巧者ブローザホーン（牡５歳、栗東・吉岡辰弥厩舎）、前走の大阪杯２着でＧ１級の資質を証明したローシャムパーク（牡５歳、美浦・田中博康厩舎）、エリザベス女王杯２着、大阪杯３着の実績馬ルージュエヴァイユ（牝５歳、美浦・黒岩陽一厩舎）、日経賞、目黒記念連勝中のシュトルーヴェ（セン５歳、美浦・堀宣行厩舎）、大阪杯７着以来のソールオリエンス（牡４歳、美浦・手塚貴久厩舎）は菊花賞３着が距離が長かったと考えれば、この距離で見直せる。天皇賞・春３着で復権の走りディープボンド（牡７歳、栗東・大久保龍志厩舎）、京都記念でベラジオオペラを寄せ付けなかったプラダリア（牡５歳、栗東・池添学厩舎）もエントリー。（大上　賢一郎）