1日午後4時10分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の大きな地震があり、石川県で震度7を観測。富山県では、各地で震度5強の揺れを観測しました。 　　　　　◇ 富山市内にある北日本放送では、地震発生時── 　「スタジオなんですが大きなパネルも倒れてきています」 北日本放送の記者の自宅でも、家具が大きく揺れていました。突き上げるような揺れだったといいます。 正月で、多くの人が帰省や旅行をしている中、発生した地震。 日本テレビ・船木大路記者 「富山の実家にいます。かなり大きな揺れを感じています」 氷見市では、石垣が道路に向けて崩れていました。各地で被害が確認されています。 震度5強を観測した氷見市では、住宅が倒壊し、住宅の中に一時、3人が取り残されました。現在、全員が救助されたということですが、ケガの程度はわかっていません。 富山県警察本部によりますと、富山県内では逃げようとして転倒した人など、ケガ人が複数出ているとみられます。 富山県では、津波が観測されていますが、津波の被害に関する情報は今のところありません。引き続き、地震と津波への警戒をしてください。