電車によく乗ります。「切符」と「ICカード」では交通費にどれくらいの差がありますか?
交通系ICカードを忘れてしまい、切符を購入したという方は多くいるでしょう。しかし、切符とICカードで交通費に差があることを知っていますか?本記事では、切符購入とICカード利用で生じる交通費の差を比較して紹介します。
区間別に切符購入とICカード利用の費用を比較
まず、区間別に切符の購入とICカードを利用した場合の交通費を比較します(2023年11月時点)。 ■大森町-日本橋 大森町-日本橋間の移動に利用する路線は京急本線・都営浅草線です。 切符購入:450円 ICカード利用:448円 切符購入よりもICカード利用の方が2円安いと分かりました。 ■立川-新宿 立川-新宿間の移動に利用する路線は中央線です。 切符購入:490円 ICカード利用:483円 切符購入よりもICカード利用の方が7円安いと分かりました。 ■南阿佐ヶ谷-品川 南阿佐ヶ谷-品川間の移動に利用する路線は東京メトロ丸ノ内線・山手線です。 切符購入:420円 ICカード利用:417円 切符購入よりもICカード利用の方が3円安いと分かりました。
交通系ICカードの種類
切符の購入が不要で、必要な金額をチャージすればタッチだけで電車に乗れる交通系ICカード。日本各地の鉄道会社によって発行されており、その種類は豊富です。ここからは、代表的な交通系ICカード3種類の特徴を紹介します。 ■Suica Suicaは、JR東日本グループが発行する交通系ICカードです。おサイフケータイ対応のスマートフォンであれば、モバイルSuicaも利用可能。また、JR東日本グループが発行しているビューカードと連携することでオートチャージ機能が使えるため、残高不足で改札から出られないというトラブルを防止します。 ■PASMO PASMOは、首都圏や仙台、新潟、札幌エリアで利用されている交通系ICカードです。東京メトロを利用すると、メトロポイントクラブのポイントが貯まります。PASMOもクレジットカードとの連携が可能です。 ■manaca manacaは、名古屋を中心に利用されている交通系ICカードです。利用実績によってマイレージポイントが還元されるサービスを実施しています。