北陸放送

秋雨前線の影響を受け、石川県内は雨の天気が続いています。 豪雨災害に見舞われた能登では、4日夕方にかけ土砂災害や河川の増水に注意・警戒してください。 【写真を見る】能登豪雨の被災地 大雨の不安抱えながら片付け作業 町野拓巳記者リポート 「輪島市の河原田川では雨の影響で水かさが増し流れが速くなっています。そんな中でも泥や流木の撤去作業が続けられています」 9月の記録的豪雨の爪痕が残る輪島市では、2日から雨脚が強まったり、弱まったりを繰り返しています。 降り始めから午前11時までの雨量は、輪島で88ミリ、七尾で85ミリ、珠洲で82・5ミリ羽咋で81・5ミリなどとなっています。 住民は発災から10日以上経っても、大雨への不安を抱えながら片づけ作業などにあたっていました。 ■住民「ここで垂直避難するしかない」 Q:警報級の大雨の可能性について 住民「ここで垂直避難するしかないかなと思う」 加賀と能登では昼過ぎにかけて、雷を伴い1時間に30ミリの激しい雨が予想されています。 特に能登では地震と豪雨の影響で、少しの雨でも土砂災害や洪水災害の危険度が高まるおそれがあります。 4日夕方にかけ、注意・警戒してください。