山梨県がパリ五輪柔道メダル2つの舟久保遥香選手に県民栄誉賞「経験を生かし成長したい」
パリ五輪の柔道女子57キロ級で銅、柔道混合団体で銀と、2つのメダルを獲得した山梨県富士吉田市出身の舟久保遥香選手が20日、山梨県庁を訪問し、長崎幸太郎知事から県民栄誉賞を贈られた。長崎氏は「最後まであきらめない姿は次の世代を担う子供たちにとっても大きな励みになる」と健闘をたたえた。 【写真】パリ五輪の柔道女子57キロ級３位決定戦でブラジル選手と対戦する舟久保遥香選手 県出身者として柔道初の五輪メダリストとなった舟久保選手は贈呈式で、「メダルを獲得できたのは山梨県のみなさんに応援してもらったから。今回の経験を生かして成長していきたい」とあいさつ。式後の報道陣の取材には「本当に素晴らしい賞をいただいてうれしい気持ち」と喜びを語った。 また、柔道で県勢初の五輪メダリストになったことについては「私が結果を出すことで、山梨の柔道がさらに盛り上がればいいと思うし、少しでも力になりたい」と、はにかみながら応えた。
