シンガポール航空、ひつまぶし風ご飯の機内食 名古屋就航35周年で期間限定
シンガポール航空(SIA/SQ)は9月26日、名古屋就航35周年を記念した機内食を期間限定で提供すると発表した。中部地方の特産品を使用したメニューを、ビジネスとエコノミーの両クラスで用意する。10月1日から26日まで。 【写真】ビジネスクラスで提供する記念機内食「名古屋の味」 ビジネスクラスでは記念メニュー2種類を、通常メニュー2種類に加え用意。「花恋暦」はひつまぶしをアレンジしたウナギ蒲焼ご飯などをセットにしたもので、京都・祇園の料亭「菊乃井」の村田吉弘氏が監修した。先付と向付には南知多産のタコとタイを使用し、名古屋名物料理のきしめんや知多牛などと提供する。もう1つの「名古屋の味」は、名古屋コーチンを使ったメインを用意し、松茸ご飯とともに提供する。 エコノミークラスの記念メニューは1種類で、通常メニュー1種類に加えて提供する。特別メニュー「名古屋の味」は、メインに知多牛とウナギを使用し、きしめんなどと用意する。 シンガポール航空は1989年10月30日に名古屋(現・県営名古屋空港)へ就航。当時は福岡を経由し、ボーイング747-200で週3往復運航していた。1991年10月からは直行便に切り替え週4往復運航し、1996年6月からは1日1往復(週7往復)のデイリー運航を始めた。中部空港が開港した2005年2月には名古屋空港から移転した。 2014年8月には名古屋就航25周年を記念したシンガポール-中部線の特別便を運航し、総2階建ての超大型機エアバスA380型機を投入した。
Yusuke KOHASE