追悼・西田敏行さん 『釣りバカ』ヒロイン秘話 20年目に語っていたエピソード
映画『釣りバカ日誌』など多くの映画やドラマに出演した、俳優の西田敏行さんが亡くなったことがわかりました。76歳でした。 【画像】76歳で亡くなった西田敏行さん 2007年、20年目を迎えた映画『釣りバカ日誌18』の公開を前に、当時まもなく還暦を迎える西田さんにシリーズを振り返っていただきました。“釣りバカ”20年を振り返って西田さんは「変わってしまったものは僕の体形でしょうね。20年前にスレンダーだったのが、年齢と共にしっかりとそれなりの体形になってきている。このメタボリック的な腹をどう引っ込めるかがこれからの課題かもしれませんね(笑)」と語っていました。 1988年に始まった映画『釣りバカ日誌』シリーズ。歴代のヒロインたちで特に思い出に残っている人を聞いてみると西田さんは「僕はどうしてもひとり、愛妻のみち子さんという愛すべき女性がおりますので、だいたいがスーさん(三國連太郎さん)と関わっているわけですけど、強いて言えば一番絡んで、一番撮影の現場で一緒にわりと多かったヒロインが、宮沢りえちゃんが一番多かったですね。りえちゃんと話しているうちに、りえちゃんはがんばり屋さんだなっていう感じと、感性を磨いている人だなと思いました。(ヒロインの)皆さんそうですけど。一番ヒロインで飲み会に付き合ってくれたのは、伊東美咲ちゃんですかね」と振り返っていました。 さらに西田さんは「あと石田ゆり子さんも毎晩旅館が同じだったものですからね、だいたい毎晩食事会に付き合ってくれて。『もういいかげん疲れた』と『宴会疲れだ』とおっしゃっていましたね(笑)。もう飲みに来たんだか撮影に来たんだかわからないという感じがあったのは、ゆり子ちゃんだったかな」と秘話を明かしていました。