安藤サクラ、自ら受賞を発表する異例の事態!『ゴジラ-1.0』で2年連続の最優秀助演女優賞:第47回日本アカデミー賞
最後に、昨年12月に亡くなった本作のプロデューサー、阿部秀司さんに「先ほどから皆さんおっしゃっていますが“阿部さん、まさかの受賞させていただけたよ!”と伝えたいです」とメッセージを送った。
『ゴジラ-1.0』は2023年11月3日に公開され、2024年3月3日までの公開122日間で観客動員392万人・興行収入60.1億円を記録。11日(日本時間)に授賞式が開催される第96回米アカデミー賞において、邦画初となる視覚効果賞にノミネートされるなど海外でも注目を浴びている。
安藤は第47回日本アカデミー賞で、是枝裕和監督の映画『怪物』の演技で優秀主演女優賞も受賞。同映画賞では、これまで第38回優秀主演女優賞(『0.5ミリ』)、第39回最優秀主演女優賞(『百円の恋』)、第42回最優秀主演女優賞(『万引き家族』)、第46回最優秀助演女優賞(『ある男』)を受賞。最優秀賞の受賞は計4度目となる。
優秀助演女優賞は安藤のほか上戸彩(『シャイロックの子供たち』)、永野芽郁(『こんにちは、母さん』)、浜辺美波(『シン・仮面ライダー』)、松坂慶子(『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』)が受賞した。(編集部・石井百合子)