結婚相手の年収は「700万円以上」がマスト!と思っていたのですが、もしかして高望みでしょうか…。
結婚相手に求めるものは人それぞれですが、お金がなければ生活できない以上、年収は意識せざるをえないでしょう。特に、結婚後に子どもが欲しかったり、メディアで老後資金の問題が話題にあがったりすると、年収は高いほうがよいと考えるのも無理はありません。 今回は、結婚相手に求める年収に着目し、一般的な価値観や、年収700万円以上を求めるのは高望みなのかということについて考えてみます。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
結婚相手に求める年収はいくら?
最初に、一般的には結婚相手にどの程度の年収を求めているのかをみてみましょう。婚活事業を複合展開する株式会社IBJが実施したアンケート調査によると、女性が結婚相手に求める年収でもっとも多かったのは「501~700万円」でした。割合としては、全体の39.0%です。ほぼ変わらない38.8%の割合で、年収「301~500万円」がつづきます。 一方の、男性が結婚相手に求める年収でもっとも多かったのは「301~500万円」で、割合は40.8%でした。「300万円以下」が35.0%でつづいています。 もう1つ、WeCapital株式会社が実施した「年収と結婚に関する意識調査」の結果もみてみましょう。同調査結果によると、女性が結婚相手に求める年収で23.9%ともっとも割合が多かったのは「500~600万円未満」でした。それに、23.1%の「400~500万円未満」、16.1%の「600~700万円未満」がつづきます。 男性が結婚相手に求める年収は、「300~400万円未満」が26.3%で最多で、「400~500万円未満」が24.3%でつづく結果となりました。3番目に多かったのは「200~300万円未満」で、割合は16.9%となっています。 これらのアンケート調査から、女性の方が結婚相手に求める年収が高い傾向がうかがえるでしょう。また、男女ともに結婚相手に700万円を超える年収を求めている人は少数派であることも分かります。