新紙幣流通7月4日から 青銀、みち銀青森県内外32店舗で
青森銀行、みちのく銀行は14日、日本銀行が7月3日から発行する新紙幣について、県内営業店での流通を翌4日から始めるとそれぞれ発表した。準備が整った店舗の窓口で取り扱いを始め、順次ATMへと広げる。 両行は7月3日に日銀から新紙幣を受け取り、各営業店に配送する。4日に新紙幣を取り扱う予定の店舗は青銀が22店(県内19店、県外3店)、みち銀が10店(県内8店、県外2店)。このほかの店舗は5日以降に準備ができ次第、流通を始める。青銀の梁川町支店(北海道函館市)では発行開始日の3日正午から取り扱う。 新紙幣の発行が始まってからも、現在の紙幣は引き続き使用できる。青銀、みち銀は「従来の紙幣が使えなくなる」などの誤った情報をかたる詐欺行為に、注意を呼びかけている。 紙幣デザインの刷新は2004年以来20年ぶり。新紙幣の肖像画には1万円札に実業家の渋沢栄一、5千円札に教育家の津田梅子、千円札に微生物学者の北里柴三郎が採用された。 7月4日に新紙幣の取り扱いを始める予定の青銀、みち銀県内店舗(営業部、支店、出張所)は次の通り。 ▽青銀 本店、新町、古川、県庁支店、青森市役所支店、蟹田、親方町、弘前市役所出張所、北大通、八戸、八戸市庁支店、五所川原、金木中央、十和田、三沢、六ケ所中央、むつ、大間、田子 ▽みち銀 青森中央、弘前、五所川原中央、八戸中央、十和田中央、三沢中央、むつ中央、黒石内町