「道場三室線」4車線になりました！

4車線化された道場三室線（画像：さいたま市）。

　さいたま市が南与野駅付近で東西道路として整備した都市計画道路「道場三室線」。2024年3月13日に開通した南与野駅付近～新大宮バイパス間の約1.2kmが、4月23日に4車線化されました。 【地図で見よう！】開通1か月で4車線化された「道場三室線」（画像） 　この道路は、越谷から続く国道463号「越谷浦和バイパス」の延長線上にあり、北浦和駅南側を経て、南与野駅東口まで道路が到達していました。3月の開通で、JR埼京線をアンダーパスし、新大宮バイパスへ直結を果たしました。 　ただ、このときは暫定2車線での開通でした。さいたま市建設局は開通前、もともと4車線で予定していたものの、材料調達の遅れなどから暫定2車線で開通させ、4月中に4車線化すると話していました。 　さいたま市は4車線化について、国道463号（埼大通り）や、県道さいたま鴻巣線（新六間道路）の慢性的な交通混雑や渋滞の緩和が期待されるとしています。 　埼玉を東西につなぐ国道463号バイパスは、国道17号現道から東の区間（越谷浦和バイパス）と、西の区間（浦和所沢バイパス）の接続点がズレており、両区間を行き来する交通が、埼大通り（浦和所沢バイパスの一部）や県道に流れてきていました。国道463号バイパスの東西直通は未だ果たせていないものの、交通容量の大きな新大宮バイパスまで東からまっすぐつながったことで、状況の改善が見込まれているのです。新大宮バイパスから越谷方面へ1本の道がつながったという意義も大きいでしょう。 　ちなみに、道場三室線は新大宮バイパスの西側も整備が進められています。最終的には桜区役所から北上し、荒川に架かる羽根倉橋の東側で浦和所沢バイパスに接続する見込みです。