次期イングランド監督候補としてふさわしいのは? 名前が挙がる名将8人
外国人監督も積極的に招いてきた
EURO2024決勝でスペイン代表に敗れ、2大会連続の準優勝となったイングランド代表。立派な成績と見る向きもあるが、ガレス・サウスゲイト監督の解任が発表された。 [動画]サウスゲイト体制最後の試合となったEURO決勝スペイン×イングランド 次期監督の座に誰がつくべきかについては、さっそく国内で活発な議論が行われている。現状、他の監督職についていない人物ということでは、トーマス・トゥヘルおよびグレアム・ポッターが有力とみられているようだ。『THE Sun』はトゥヘル氏が後任に立候補していると主張している。与えられた選手たちの最高の力を引き出す方法を知っていると評されており、CL優勝経験もある。国際舞台を率いるには適した人物かもしれない。 ポッター氏はチェルシーを解任されて以来仕事がないが、マイケル・オーウェン氏はポッター推しのようだ。同氏が『CSGOLuck』に語ったところでは、イングランドのチームにはイングランド人監督がふさわしいと考えているようで、「それはルールではないが、私はその原則を支持する。イングランドにはイングランド人監督がほしいと思っている。おそらく空いていて獲得可能な唯一の監督はグレアム・ポッターであり、彼が監督になるかもしれないと思う」と語った。 様々なメディアで取りざたされているのは、やはりイングランド人の現ニューカッスル指揮官エディ・ハウだ。ジェイミー・キャラガー氏はハウを推薦しており、『Telegraph』のコラムに「圧倒的な有力候補」であると綴っている。ただ、ニューカッスルを離れるつもりが本人およびクラブにあるかどうかが懸念点だという。 イングランド人ということでは、フランク・ランパード氏の名前も挙がっている。ガリー・リネカー氏はランパードが後任になると予想しており、『THE Sun』に「フランク・ランパードを(サウスゲイトの後任として)無視するつもりはない。彼は戦術を理解していると思う。選手たちはすぐに彼を尊敬するようになるだろう」と語っている。 オーウェン氏の意見に反して、可能性はイングランド人監督だけにとどまらない。イングランドはこれまでもスヴェン・ゴラン・エリクソン氏、ファビオ・カペッロ氏と外国人監督を招聘することにも積極的な姿勢を示してきた。特にプレミアクラブを指揮してきた指揮官たちを熱望する声はやはり根強いようで、マウリシオ・ポチェッティーノ氏、ペップ・グアルディオラ、そしてユルゲン・クロップ氏の名前も挙がっている。 その他イングランドU-21指揮官のリー・カースリーの名前も挙がっているようだが、スター軍団をまとめるのは誰になるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部