根室で「流氷接岸初日」 11年以降最も早く
北海道の根室市と市観光協会は10日、流氷が根室湾に接岸したとして「流氷接岸初日」を発表した。平年比で12日、昨季より7日早い観測で、根室市が季節観測を引き継いだ2011年以降で最も早い観測となった。 流氷接岸初日とは、流氷が沿岸氷と接着して海面の8割が覆われ、船舶が航行できなくなった最初の日。2月に入り、強い北風が吹き、根室海峡の流氷が一気に南下、この日の午前中に海面の8割以上を埋めた。 市と観光協会は10年の根室測候所廃止以降、「サクラ」と「流氷」の季節観測を引き継ぎ、独自に発表している。