もういくつ寝ると… 国宝・松本城で門松の飾り付け
松本市の国宝松本城の黒門前と太鼓門で13日、年末年始恒例の門松の飾り付けがあった。一足早く正月の装いに彩られ、観光客が「立派だね」などと話しながら写真に収めていた。 【写真】しめ縄も準備 門松は黒門前が高さ3・5メートル、太鼓門は3メートル。太さ約20センチの竹3本を中心に、松本市産の松や梅、杉、ナンテンをあしらった。地元の造園業者5人が作業し、赤い扇などを飾り付けて華やかに仕上げた。 埼玉県越谷市から訪れた会社員女性(50)は「もうすぐお正月だなと感じる。大きくて国宝にふさわしい門松ですね」。市松本城管理課の松岡由香課長は、外国人観光客の来訪が多いことを踏まえ「日本の冬の景色をお城とともに楽しんでもらえたら」と期待した。 門松は来年1月7日まで飾る。