【山口天気 朝刊10/31】きょう31日(木)の日中は日ざし届くも あす1日(金)から大雨に 入念な大雨対策を!
●日中は日ざし届くも、午後は雲が目立ち、徐々に天気は下り坂に。 ●肌寒い一日に。羽織れるような上着の準備を ●あす11月1日(金)は、台風の湿った空気の影響で、午前中から雨に。あさって2日(土)にかけて、警報級の大雨のおそれ ●きょう31日(木)のうちに、排水溝などの掃除や、大雨で危険度が高まりやすい場所の確認等、大雨災害への対策を ==========
きょう31日(木)の日中は、雲の隙間から日ざしが届きますが、夜になると九州の南にある東西に大きく伸びる前線が北上し、さらに雲が広がりやすくなる予想です。
一方で、フィリピン付近から北上を続けている台風21号ですが、この時間にかけて非常に強い勢力で、台湾に接近しています。 この先、あす11月1日(金)にかけて台湾を通過し、その後進路を東よりに変えていく予想です。
きょう31日(木)のうちは、まだ天気の大きな崩れはありませんが あす11月1日(金)は、台風の湿った空気の影響で、活動が活発になった前線の雨雲が、県内に流れ込みはじめ、午前中から雨が降り出す見込みです。 あさって2日(土)にかけて、台風は温帯低気圧へと変わり、県内に接近。雨は一層、激しさを増す予想です。
県内は、11月スタートのあす1日(金)、あさって2日(土)の2日間で、平年の11月ひと月分の雨量の、2~3倍にも達するような、記録的な大雨となるおそれがあります。 落ち着いた天気のきょう31日(木)のうちに、排水溝などの掃除や、大雨で危険度が高まりやすい場所の確認、また3連休初日のあさって2日(土)の予定の柔軟な変更の準備など、進めておいていただきたいと思います。
県内は日中、雲の隙間から日ざしが届くでしょう。午後は次第に雲に厚みが増しますが、きょう31日(木)のうちは天気の大きな崩れはないと見込んでいます。
日中の最高気温は各地で22度前後。一日肌寒くなるところが多くなるので、きょう31日(木)は羽織れるような上着があるといいでしょう。
あす11月1日(金)は台風からの湿った空気の流れ込みで、前線の活動が活発になり、午前中から雨が降り出す見込みです。止み間なく降り続き、あさって2日(土)にかけて時折激しく降り、突風も吹くおそれがあります。 きょう31日(木)のうちに排水溝の掃除など、大雨への対策はしっかり行うようにしてください。 台風が過ぎた3連休後半になると、少しずつ日ざしが届き出しますが、来週からは北からの冷たい空気が流れ込み、朝の気温は各地で10度を下回る予想です。 (KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)