第93回選抜高校野球 知事、市長も激励 京都国際の主将ら表敬訪問 /京都
19日開幕の第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する京都国際は8日、府庁や京都市役所などを表敬訪問した。新型コロナウイルス感染防止のため、ベンチ入り予定のメンバー全18人での訪問はせず、山口吟太主将(2年)と小牧憲継監督、宮村貴大部長、朴慶洙校長の4人が訪れた。 府庁では、高校時代に洛星の主戦として活躍した西脇隆俊知事を訪れた。西脇知事は三塁手の経験もあり、同じく三塁を守る山口主将を「ミスのできないポジションだ。かかるプレッシャーはすごいと思う」とねぎらった。朴校長が「感染防止対策を施して選手らを守りながら、全国の皆さんに勇気と感動を与えられるような試合をしたい」と決意を語ると、西脇知事は「体調面などの心配もあると思うが、期待している」とエールを送った。 京都市役所では、門川大作市長が「勝ち続けてほしい。京都・近畿の代表として頑張って」と激励。小牧監督は「コロナ禍で暗い話題が多いが、市民の胸が熱くなるような試合をしたい」と応えた。主将らはその後、毎日新聞京都支局も訪れた。【中島怜子】 〔京都版〕