津田学園選手紹介 藤井久大選手(2年) 小柄だが俊足巧打 /三重
<第91回センバツ> 俊足巧打の左打者。身長168センチと小柄だが、「身長の差で負けたくない」と打撃練習や筋トレに力を入れている。昨夏以降の公式戦13試合でチーム3位の10打点。勝負強い打撃でチームに貢献する。ボールの見極めもうまい。 兵庫県明石市出身。小学2年で野球を始め、中学では阿万田琉希捕手(2年)と同じチームに所属した。尊敬する選手は米大リーグのイチロー。「走攻守とも一流で、憧れている」といい、打撃フォームもイチローを意識している。 昨年10月の東海大会決勝、東邦戦で2-10と大敗したことが転機となった。これまではミート力に自信がある分、中途半端にボール球に手を出し、凡打になることも多かったが、それでは強豪には通用しないと痛感した。最近の打撃練習のテーマは「空振りを恐れずに力強いスイングをする」ことだ。「中軸として打線を引っ張り、センバツで一番活躍したい」と意気込んでいる。【谷口豪】=随時掲載 ……………………………………………………………………………………………………… ◇素顔 負けず嫌いで、テストの成績なども他の部員と競い合っている。気分転換は入浴で「全てがリセットされた気になる」。夢はプロ野球選手。 〔三重版〕