劇団四季の全国公演が始まるまでの道のり…書籍「浅利慶太が目指した日本のブロードウェイ」本日発売
浅利慶太と劇団四季の歩みを記録した書籍「劇団四季創立70周年を超えて 浅利慶太が目指した日本のブロードウェイ」が、本日12月26日にマガジンハウスより発売された。 【写真】劇団四季 浅利慶太記念館に展示されている、浅利慶太の執筆机と愛用品。 著者の梅津齋は、1962年に劇団四季に入団し演出部に所属、約27年間在籍したあとも浅利と劇団四季を見つめ続けてきた人物。書籍「浅利慶太―叛逆と正統―劇団四季をつくった男」を2020年に出版してから4年が経ち、「若い四季ファンにも読んでほしい」という思いから本書を執筆した。 作中では、劇団四季創立の背景から、東京・日生劇場との関わり、転機となる作品の数々、そして本格的な全国公演が始まるまでの道のりが、生前の浅利のエピソードを交えて詳細につづられる。書籍は、長野県大町市にあるかつての山荘兼稽古場と、劇団創立70周年を迎えて昨年リニューアルオープンした劇団四季 浅利慶太記念館を梅津が訪ねるところから始まっている。 なお巻頭では、本書に登場する作品の舞台写真をカラーで掲載。価格は税込1980円。