大勢の来場者で盛り上がる県農業フェスティバル＝岐阜市薮田南

　岐阜県内最大級の食と農の祭典「第35回県農業フェスティバル」（実行委員会主催、岐阜新聞社、岐阜放送など後援）が26日、岐阜市薮田南の県庁周辺で開幕した。約300の農家や農業団体、飲食店などが出展し、秋の実りや新鮮野菜を求める大勢の人でにぎわっている。27日まで。 　「ひだ・みのアグリマルシェ」では トマトやネギ、シイタケ、柿といった地域の農産物がずらりと並び、来場者が行列をつくってお目当ての品を買い求めていた。「ひだ・みの屋台横丁」や「ひだ・みのキッチンカーコーナー」では、飛騨牛コロッケや鮎の塩焼き、朴葉（ほおば）ずし、明宝フランクフルトなど“岐阜ならではの食”が販売された。地震や大雨被害を受けた能登地域を中心とした石川県の特産品の販売や観光PRを行う復興支援コーナーなども設けられている。 　農業分野で障害者が活躍する「農福連携」に取り組む全国各地の事業者がノウフク商品を販売・PRする「全国農福連携マルシェinぎふ」も同時開催している。 （玉田健太）