現職の芳賀道也さんが、12月１日、再選を目指し立候補すると表明し、与野党対決による選挙戦となる公算が大きくなりました。 【芳賀氏】「再度、ふるさとに貢献させていただきたいということで、来年夏の参議院選挙に出馬することを決意いたしました。」 きのう、山形市内で記者会見を開いた芳賀さん。 現在、無所属ながら国民民主の会派に所属していて、今回も無所属で出馬する意向を示しました。 芳賀さんは、与党が過半数割れしている衆議院の状況に触れ、「参議院でも本来の民主主義を取り戻すために議席を守ることは大事」などと、出馬の決意を語りました。 初当選した前回と同様に、立憲民主、国民民主、連合山形が芳賀さんを推薦する方針です。 【国民民主県連　舟山康江会長】「今の自公政権、参議院におきましても過半数割れに追い込んでいく、明確な戦いの相手があります。そこを目指して私たちもできることをやっていく。」 立憲民主党県連の高橋啓介代表代行は、非自民系の候補者1本化に理解を示し、「自公勢力後退に向け各政党への働きかけは必要」などと述べました。 一方、自民は公認候補として今年6月に元県議の大内理加さんを擁立しています。 大内さんは先の衆議院選挙やきのう投開票が行われた天童市長選挙でも候補者の応援に駆け付けるなど、動きを活発化させています。 今のところ出馬の意思を示しているのはこの2人で、与野党対決となる公算が大きくなっています。 任期満了は来年の7月28日で、夏に選挙が行われる見込みです。