京本政樹が監督、主演した三重県四日市市のプロモーション映像

　若者や海外観光客でにぎわう、東京・渋谷に設置された大型ビジョンで毎日午後3時4分の時報とともに上映されている三重県四日市市のシティープロモーション映像（PV）が、通行客らの間で大きな話題になっている。 　宮益坂下交差点の「愛ビジョン」で1日から上映が始まった映像は、四日市市が同市の魅力を広くアピールしようと制作。縁あって俳優の京本政樹（65）が”制作総指揮”を拝命し、監督と主演、音楽制作も手がけた。 　30秒の映像は、京本が組紐屋の竜役で出演した、時代劇ドラマ「必殺シリーズ」をモチーフに、京本が”四日市の翔”として登場。四日市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」とともに同市の名所を巡るストーリーになっている。歌手の泉谷しげる（76）も”四日市の市”として出演した。毎日午後3時4分の上映は、三重県と四日市の頭数字にこだわって設定したという。 　PVは来年9月まで上映する予定。京本は「東海道五十三次で43番目の宿場として知られる四日市には時代劇がピッタリはまると思い、瞬間的にイメージが湧きました。PVはインパクトが大事、四日市という都市の魅力を最大限に引き出すことを考えました。このPVがたくさんの観光客の皆さんが四日市を訪れるきっかけになれば」と話した。