T・ヘルナンデスとの再契約で鈴木誠也のドジャース移籍は「可能性が低くなった」大リーグ公式サイト報道
テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)がドジャースと3年6600万ドル(約104億円)で再契約を結んだことを受け、大リーグ公式サイト「MLB.com」は27日(日本時間28日)、カブス・鈴木誠也外野手(30)のドジャース移籍の可能性が低くなったと報じた。 【写真】試合前に談笑する大谷翔平と鈴木誠也 この日、複数の米メディアがT・ヘルナンデスのドジャース再契約を報道。「MLB.com」は「テオスカーの取引後の外野市場はどうなるだろうか」と題し、最新の移籍市場について取り上げた。 T・ヘルナンデスのドジャース再契約により、FA市場に残るトップ外野手はアンソニー・サンタンダー(オリオールズをFA)で、ブルージェイズが興味を示しているという。 また、スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」がドジャースの右打者の補強候補としてカブス・鈴木がトレードで移籍する可能性を報じていたが、「MLB.com」は同じくトレード候補だったルイス・ロベルト(ホワイトソックス)とともに、「ドジャースがT・ヘルナンデスと契約したことで移籍する可能性は低くなった」と記した。 その上で「外野手の補強を探している残りのチームはすぐに動き出すかもしれない」と他球団が触手を伸ばす可能性もあるとした。 カブスは今オフ、アストロズから右翼手のタッカーを獲得。外野手が飽和状態で、鈴木は来季DH専任になる見込みとなっている。26年まで契約を残す鈴木は、全球団に対してトレード拒否条項を保持。だが、球団は鈴木が外野守備に就きたい意向があることを明かしている。