ららぽーと湘南平塚、子育て世代向け機能やコミュニティスペースも
大型商業施設「ららぽーと湘南平塚」(平塚市)が10月6日、グランドオープンした。神奈川県内の人気店など247店舗が集まる同施設の注目は、充実した子育て世代向けの設備。離乳食が食べられるスペースや授乳室が付いた遊び場に加え、フードコート内キッズパークや、キッズ用トイレも用意する。
「こにわハウス」は、「こどもの成育環境」専門の東洋大学仲綾子准教授と乃村工藝社、三井不動産の子育て経験者によるチームがコンセプトの開発からデザイン、遊具・玩具のセレクトまで共同で取り組んだもの。離乳食が食べられるスペースには子ども用と大人用の手洗い、電子レンジ、調乳機を設置する。授乳室には奥行きの深いソファーを用意する。 フードコートには、小上がり席やキッズ席、ハイハイ専用エリア、ミニカー展示エリアなどを配した「キッズパーク」も。子どもを抱っこしながら食事を運ぶための食事用カートや、キッズカトラリーの貸出しも行う。
キッズトイレは2カ所に設置。それぞれのエリアごとに、モール内のデザインコンセプト「山と海」に合わせたデザインとなっている。
また、地域住民の交流拠点を目指すコミュニティスペース「Shonan Tree House」には、持ち寄られた本で作る「まちライブラリー」や、キッチンスペースを用意。普段はレストスペースとして使えるほか、絵本の読み聞かせやオリジナル楽器作りなど、さまざまなワークショップやトークイベントを行う。