今年のやり残しをなくす「1年のバケットリスト」のつくり方(具体例あり)
時間が経つのは早いもの。本当に人生はあっという間。そう感じることも多いでしょう。 だとすれば、1つ質問をさせてください。「やり残していること」はないでしょうか? もしあるのなら、やっておきませんか。年末が近づく今こそ、棚卸しをしてみることをおすすめします。 今回のテーマは、やり残しがないようにするためのスケジューリングのテクニックです。
「バケットリスト」を書く意義=やるべきことの選択と集中
棚卸しをする際、ぜひやっていただきたいのが「バケットリスト」づくりです。 バケットリストとは、「自分が一生に一度は経験してみたいこと」「人生で達成したい目標」をリストにまとめたもの。 映画『最高の人生の見つけ方(原題:The Bucket List)』でも有名になった手法です。映画では、余命を宣告された主人公が、残された人生を謳歌するべく、バケットリストを作成し、順番に実践していく姿が描かれていました。 今回、私が提案したいのは、「1年のバケットリスト」をつくりませんか、というもの。きっと「この1年のやるべきこと」あるいは「今年やり残していること」が明確になるでしょう。 バケットリストをつくる2つのコツ 先にバケットリストを作成するコツを紹介しましょう。 1. 具体的に達成できそうな現実的な目標を 具体的で実現可能な目標を設定することが重要。大きな夢も良いですが、具体的な行動も明確にすることで、達成感を得ることができます。 たとえば筆者であれば、「10万部の本を出したい」と書くよりは、「10万部に向け、コミュニケーションに悩む人へ向けた本を書く」としたほうが、達成確率は高くなりますし、実践にもつながることを実感しています。 2. 目標でなくとも「やってみたいこと」レベルでOK さらにいうと、もっと簡単なものでも良いでしょう。 たとえば、 新しい趣味をはじめる 本を月に1冊読む 初めてのオーダースーツをつくる 韓国に言って美容エステにトライする …など、「考えてみると実はやってみたいと思っていたこと」を書いてみてください。バケットリストは、つくるだけでもエネルギーがわいてくるものです。