大里桃子が3年ぶりツアー3勝目「本当にいま夢みたい」 昨年シード喪失も完全復活
◇女子ゴルフツアー 宮里藍サントリー・レディース最終日(2024年6月9日 兵庫県 六甲国際GC=6526ヤード、パー72) 【写真】<サントリーレディース最終日>3年ぶり優勝の大里桃子は母・美弥さんと抱き合う 2位から出た、大里桃子(25=伊藤園)が6バーディー、1ボギーの67をマークし、通算12アンダーでツアー3勝目を挙げた。21年5月のほけんの窓口レディース以来、約3年ぶりの勝利となった。 3番でボギー先行もすぐにバウンスバック。前半は2つスコアを伸ばして折り返した。大混戦の中、終盤の15、16番で連続バーディーを奪うと18番もきっちりバーディー締め。2打差をつけて逆転優勝を飾った。 昨季は不調が続き、シード権を喪失。今季はQTランク5位の資格で出場していた。優勝インタビューでは「本当にいま夢みたい。昨年1年間すごく苦しんで、シード落ちもしてしまって、悔しい1年だった。しっかりと自分を見つめ直して、今年やることができて、こんなに早く優勝することができるとは思っていなかったが、優勝できて本当に嬉しい」とよろこんだ。 上位2人に与えられるAIG全英女子オープンの出場資格も獲得。初メジャーとなる大里は、「まずはパスポートをとりたい」と笑いながら、「今まで海外メジャーの挑戦できると思ってもいなかったので、自分がその舞台に立てることが凄く嬉しい」と話した。