仲村トオル「日本テレビの僕への評価が低いような…」 『あぶ刑事』で38年演じる透の役職に“不満”
日テレNEWS NNN
俳優の仲村トオルさん(58)が3日、映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日全国公開)の完成披露舞台挨拶に、舘ひろしさん(74)や柴田恭兵さん(72)、浅野温子さん(63)らおなじみのメンバーと登場。映画で自身が演じる町田透について、ある“不満”を漏らしました。 【画像】『あぶない刑事』の撮影地・横浜の思い出を語った仲村トオルさんと浅野温子さん 映画は、1986年にテレビドラマとしてスタートした『あぶない刑事』シリーズの最新作。ヨコハマに戻って探偵事務所を開業した、舘さんと柴田さん演じる“タカ&ユージ”が新たな騒動に巻き込まれる物語です。仲村さんは“タカ&ユージ”の後輩にして、横浜港署の捜査課長・町田透を演じています。 イベント冒頭、仲村さんは「『あぶない刑事』の撮影が始まった38年前、昭和61年の夏。僕はまだ二十歳でした。その二十歳の時に初めてやった役を38年後にやるとは夢にも思っていなかった」としみじみ。8年ぶりの新作となった今作ですが、「僕は“帰ってきた”というよりも、ずっと港署にいた設定だったので。撮影に入ってみてから自分でしっくりきたのは、僕は“帰ってきた”より“ずっといた”んだなって」と役に対する思いを語りました。 仲村さん演じる透は横浜港署の捜査課長の役職についていますが、実は19年前に課長に昇進してからずっと課長のまま。イベントで司会からこの役職について「ずいぶん長い」と言及されると、仲村さんは「言われてみると僕は、日本テレビさん以外では総理大臣をやったり、社長をやったりしているんですけど、確かに日本テレビさんだと(ドラマ)『家売るオンナ』でも課長でした」とハッとしたようにつぶやき、「日本テレビさんの僕への評価が低いような気がしてきてちょっとあれですけど…」と苦笑いしました。 さらに、「こういうことを言うと後で『中間管理職をバカにしている』とネットに書く人がいるんです」と嘆き、「そういう気持ちはないんです。大事な仕事ですよ。大事な仕事です」と強調して観客の笑いを誘いました。