新型肺炎、国内初確認で「対策徹底を」 都が医療機関に通知
中国・湖北省武漢市で感染が拡大し、日本でも確認された新型のコロナウイルスによる肺炎について、東京都の小池百合子知事は17日の定例会見で、「都内の医療機関に対し、院内感染への対策などを徹底するよう通知を出した」と発表した。新型肺炎が疑われる症例を把握した場合、保健所に報告するよう求めている。 報道によると、新型コロナウイルスによる肺炎で、これまでに中国で2人が死亡したという。日本でも、武漢市への渡航歴のある男性が肺炎の症状を起こし、国内で初めて感染が確認された。 中国はこれから春節(旧正月)を迎え、24日から大型連休がスタートする。小池知事は「武漢市から帰国や入国する際、発熱などの症状がある場合には、マスクを着用したうえで医療機関を受診してもらいたい」と呼びかけた。