「彦八まつり」でインタビュアー役の笑福亭鶴瓶の手腕に若手落語家が感服「こんな腐った素材からも面白さを引き出して…」
タレントで落語家の笑福亭鶴瓶が19日、大阪・天王寺区の生國魂(いくたま)神社で最終日(2日目)を迎えた上方落語のイベント「第31回彦八まつり」の企画「鶴瓶とおかしな仲間たち」に出演した。 イベント実行委員の桂文三(ぶんざ)から出演のオファーを受け「落語会に出るのかと」と勘違いした鶴瓶だが、依頼されたのは、これまでほぼ接点のない若手落語家へのインタビュアー役。苦笑しながら登壇した鶴瓶だが、出演者が、まめだ、ぽんぽ娘、和歌ぽん、福枝、鹿えもんといった同期の桂文福の弟子たち。「文福、大好きなので」と笑顔で臨んだ。 ぽっちゃり体型の女性落語家・ぽんぽ娘には「こういうタイプ好き」と目尻を下げ、文福の息子・鹿えもんがメイドカフェにハマっていることに、舞台そでにいた文福に「どんな教育、してんねん!」とツッコんで、軽快なトークでテレビMCで鳴らした腕を見せつけた。 進行役だったぽんぽ娘は「こんな腐った素材でも、うま味や面白さを引き出すことができるのだと、勉強になりました。一流の芸を肌で感じることができてよかったです」と、鶴瓶に最敬礼していた。
報知新聞社