ドライバーは「メラミンスポンジ」と 「ピカール」で小キズが消える!
いざラウンドに行こうとしてクラブを見たときに、汚れやサビでヘッドがくすんでいたら気分が上がらない。そこで、クラブを新品以上に光り輝かせる「お手入れ」方法をご紹介。今回は、クラフトマンの齋藤大氏とギアコーチの筒康博氏にドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティのお手入れについてじっくり教えてもらった。 「ピカール」を塗って「パーツクリーナー」で油分を落とすと驚きの輝き【写真】 クラブのお手入れは、汚れを落とすだけでなく、コーティングを行うことでキレイな状態を長続きさせることができる。 「基本的にクラブは金属製品ですので、車用に発売されているコーティング剤をそのまま使うことができます。ドライバーなど、ウッド系のクラブであれば耐久性の高いグラフェン系のコーティング剤をフェース面以外に付けることで、薄い皮膜ができて、汚れが付くのを防いでくれます。アイアンなど、メッキされているものはバイクなどに使う『メッキ保護剤』を付けると良いでしょう。ノーメッキのウェッジなどにつけて、サビにくくすることもできますが、打感が変わる恐れがあるので注意してください」(齋藤) ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティのお手入れ作業の基本的な流れは以下になる。 【手順①】水を含ませた「メラミンスポンジ」でヘッド全体をこする 【手順②】少量の「ピカール」を塗って、キレイな布で磨く 【手順③】「パーツクリーナー」で油分を落とす 【手順④】フェース以外にコーティング剤を付ける 「ウッド系のヘッドは、さまざまな素材が複合されていることが多く、お手入れするにも注意が必要です。基本的に『メラミンスポンジ』は研磨力がそこまで強くないため、あらゆるヘッドの簡易的なお手入れにおすすめなアイテムです。ツヤがある表面処理がされたヘッドなら『ピカール』で磨くと、小さいなキズが消えて、キレイになります」(筒) ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティのお手入れ作業をお手軽に済ませたい人は、手順②まででも十分にきれいになるというから、トライしてみよう。 ■齋藤 大 さいとう・だい/インドアゴルフレンジKz亀戸店内にある「REAL SPEC GOLF」の代表・店長。精密な組み立てを得意とするクラフトマンで、ツアープロのクラブも手がける。ギアのお手入れ法にも精通 ■筒 康博 つつ・やすひろ/過去の名器から最新クラブまで豊富過ぎる知識を持つ通称“ギアコーチ”。インドアゴルフレンジKz亀戸店でヘッドコーチとして、日々アマチュアの悩みに応えている ◇ ◇ ◇ ●今年は高慣性モーメントのドライバーが目白押し。あなたに合うのはどれか?関連記事【『Qi10』『Ai SMOKE』『G430 MAX 10K』どれが一番飛ぶの? 最新ドライバー17選】でアナタに合うドライバーが見つかる!