日産セレナの最新値引き&納期情報〈いま新車で買えるクルマカタログ〉
セレナ:インパネ内装&シート
先代のスピードメーターは輪外配置式だったが、現行型はステアリング奧に置く標準的なレイアウトを採用することで、センターディスプレイとの連続性を高めてグラスコックピット感を強化。先進感を前面に出したインパネデザインは、新世代モデルのノートやサクラと共通したセンスを感じさせる。ほかにも空調制御盤やボタン式のシフトセレクターをコンパクトに纏めた操作系を採用することで、時代が一気に進んだ印象を受ける。 ロングスライドのアームレストや、側面跳ね上げ格納ながらスライド機構を備えたサードシート、狭い場所でも開閉可能なハーフバックドアを備えたデュアルバックドアなども継承進化。リアルワールドでの使いやすさを重視したパッケージも健在だ。
セレナ:パワートレーン
パワーユニットは、ガソリン車は2L直4(150ps/20.4kg-m)にエクストロックCVTの組み合わせになるが、ハイブリッド車は新開発された1.4L直エンジンに駆動モーターを組み合わせるe-POWERシステムを採用。ボディまわりには騒音振動低減設計を採用するなど、快適性を高める工夫も盛り込まれている。 シリーズの中核を占めるe-POWER車は、発電専用エンジンが1.2Lエンジン(先代)から1.4Lエンジンに変更されたことで、発電能力が強化。それに伴い駆動モーターの出力が向上(120kW/315Nm)していることがポイントのひとつ。またエンジンの世代がひとつ進んだことでエンジンノイズの抑制も加えられており、よりパワフルでスムーズな加速を実現している。 プロパイロットが全車に標準装着されたことも見所のひとつ。衝突回避被害軽減機能やライン制御型LKA、全車速ACCなどの基本機能の他に後側方接近車警報や衝突回避操舵支援などを全車に採用。セットOPとしてナビリンク機能や緊急停止支援(SOSコール)なども用意されている。 上位グレードのルキシオンには、高速道路での同一車線内ハンズオフを実現したプロパイロット2.0にも対応している。