名古屋の久保藤次郎はなぜ鳥栖に移籍したのか?「サッカー選手としてのキャリアも考えないといけません」「大事なことは決断した先での自分の行動」
「名古屋グランパスは自分にとって特別なクラブ」
名古屋グランパスは8月14日、久保藤次郎のサガン鳥栖への期限付き移籍を発表した。 【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 昨夏に藤枝MYFCから名古屋に加入し、1年目は8試合1得点を記録。今季は開幕スタメンを飾るなど、シーズン序盤はコンスタントに出場機会を得たが、徐々に出番は限られていった。 そうした現状も関係したのかもしれない。地元出身の25歳アタッカーはクラブの公式サイトを通じて、グランパスファミリーへの感謝とともに、以下のようにメッセージを発信した。 「名古屋グランパスは自分にとって特別なクラブであることは間違いありません。しかし同時にサッカー選手としてのキャリアも考えないといけません。とても悩みましたが自分を必要としてくれたサガン鳥栖で新しいチャレンジをし、サッカー選手としての価値を示すために今回この決断をさせていただきました。 サガン鳥栖に行っても決して簡単な道ではありません。決断する時に大事なことは、どっちを取るかより決断した先での自分の行動だと思っています。将来のことは誰にも分かりませんが、自分は今できることに全身全霊を尽くします! 憧れだったグランパスですが、残りのシーズンはライバルとして戦います。でも、ピッチ外の久保藤次郎は1人のグランパスファミリーとして応援しています!また皆さまに会える日を信じて頑張ってきます!」 愛すべきクラブを去り、新たな道を行く久保は、鳥栖の公式サイトで「強い覚悟を持ってきたつもりです。サガン鳥栖のために自分の持っているもの全てを出せるように頑張ります!よろしくお願いします」と意気込みを伝えた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 相馬勇紀に続き、中山雄太! J1首位町田が再びの“本気補強”。ブラジル人記者は「日本最高の左SB」の帰国に複雑な心境
- 「半年前なら選択肢に入らなかったが…」大岩ジャパンからA代表に引き上げるべき即戦力候補は?「酒井宏樹も彼の実力は認めている」
- 「選手はどうサボりながら勝つかを考えちゃう」内田篤人が“夏のJリーグ”について持論「正直、欧州と逆のことをやっている」
- 「Jリーグを動かしております」内田篤人が明かした驚きの事実。毎熊、川村、酒井...海外へ移籍する選手には“共通点”があった!「お騒がせして...」
- 「海外に行こうと思っている人は聞いてほしい」内田篤人が感服した日本代表戦士の行動「我慢するタイプでしたけど...」