大石知事は自身の後援会の元監査人を名誉棄損の事実で長崎地検に告訴したと発表しました。 【写真】大石知事が名誉棄損で元監査人を告訴

NCC長崎文化放送

大石知事： 「知事という立場上、人を刑事告訴することについては、慎重であるべきと考えておりますが、繰り返し事実無根の記事で名誉を侵害されること、いたずらに県民の皆様に、御心配をおかけすることについては、放置すべきでないと考えます。そのため本日、元監査人につきまして、名誉棄損罪による、告訴状を提出させていただいた次第でございます」 知事によると元監査人は今年９月中旬ごろから１０月中旬ごろまでの間に複数回、インターネット上に公開しているブログで、２０２２の知事選時の供託金について虚偽の事実を記載したとしています。 ブログには知事が「立候補に必要な供託金３００万円を後援会口座から仮払いで受け、返還していない」という趣旨のことが書かれていましたが、知事によると供託金は親族から借り入れたものですでに返済済みだということです。 不特定かつ多数の県民らに記事を閲覧させ虚偽の事実を示し知事の名誉を毀損したとして２４日、長崎地方検察庁に告訴状を提出したということです。 告訴を受け元監査人の男性は「ブログで知事を誹謗中傷、名誉を毀損する意図は一切ありません。今後も真実性の証明について、発信したいと考えている」とした上で、「知事に対する追加告発、および、公益通報を２８日までに行います」とコメントしています。