パラクライミングW杯で銀メダル 花巻市出身畠山選手が知事に報告【岩手】
パラクライミングのワールドカップで県内選手として初めてメダルを獲得した畠山直久選手が達増知事に大会の報告をしました。 畠山選手は、岩手県花巻市出身の52歳で2011年に脊髄を損傷しました。今年9月にイタリアで開催されたIFSCパラクライミングワールドカップで一般のリードにあたる「AL1(エーエルワン)」クラスで銀メダルを獲得しました。 腕の力だけで登るこのクラスで、50代以上の選手がメダルを獲得するのは史上初です。 県庁を訪れた畠山選手は、「ここからがスタート。パラクライミングの魅力を伝えていきたい」と今後の抱負を語りました。 パラクライミングは4年後のロサンゼルスパラリンピックで正式種目となります。 達増知事は、メダル獲得に向け畠山選手を激励しました。畠山選手は、来年3月に神奈川で開かれる日本選手権第2戦に出場する予定です。