「僕が無冠なのは周知の事実」英主将ケインの並々ならぬ覚悟。心を痛めた3年前の雪辱へ「今こそ一線を越える時」【EURO決勝】
「記憶から消し去るのは難しい。あの瞬間は辛かった」
イングランド代表の主将ハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)が、現地時間7月14日にベルリンで行なわれるEURO2024決勝、スペイン戦の前日会見に出席した。大会公式サイトが発言を伝えている。 【PHOTO】華やかで可憐なスタジアムの華!EUROで躍動する名手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! ガレス・サウスゲイト監督が率いるイングランドは、3年前の前回大会も決勝に進んだが、PK戦の末にイタリアに敗れ、悲願の欧州制覇をあと一歩で逃した。ケインいわく、「あの結果を受けて、僕らの多くは心を痛めた」ようだ。 「優勝は全てを意味する。腹の中には炎とハングリー精神がある。決勝で負ければ、記憶から消し去るのは難しい。あの瞬間は辛かったが、まあ3年前の出来事だ。ここまで来るのは大変な道のりだった。しかし、今はゲームプランの実行が大切だ。今こそ一線を越える時だ。 明日の夜、自分も含め、多くの人たちが喜ぶ姿を非常に楽しみにしている。大きな戦いになるだろう。全力を尽くすつもりだ」 今月28日に31歳となるスーパースターは、得点王など個人では数々の名誉を手にしてきたが、チームタイトルはいまだゼロ。“無冠の帝王”とも称されるなか、「僕がチームトロフィーを獲得していないのは周知の事実だ。明日は最大級のトロフィーを手にするチャンスがある」と並々ならぬ覚悟で臨む。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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