ブブリクがオジェ アリアシムを倒して2年ぶりの優勝に王手「明日も勝てるよう頑張る」 [南フランス・オープン／テニス]

写真は男子シングルス準々決勝でのアレクサンダー・ブブリク（カザフスタン）（Getty Images）

　ATPツアー公式戦「南フランス・オープン」（ATP250／フランス・モンペリエ／1月29日～2月4日／賞金総額65万1865ユーロ／室内ハードコート）の男子シングルス準決勝で、第2シードのアレクサンダー・ブブリク（カザフスタン）が第3シードのフェリックス・オジェ アリアシム（カナダ）に4-6 6-4 6-4で逆転勝利をおさめて今季初優勝に王手をかけた。 ～南フランス・オープンで決勝進出を決めた2022年大会チャンピオンのブブリク選手～ 　4-5からサービスダウンを喫して第1セットを落としたブブリクは第5ゲームでブレークしたリードを守って第2セットを取り返し、第3セット2-0から一旦追いつかれたあと3-3からもう一度相手のサービスゲームを破って2時間37分で試合を締めくくった。 　試合を通してアグレッシブにプレーしたブブリクは正確なサービスで重要な瞬間に主導権を握り、4度目の対決だったオジェ アリアシムから2勝目を挙げた。 「特にインドアでフェリックスと対戦するのは厳しいチャンレジだから、勝ち進むことができてよかった。すべてを出し尽くした。明日も勝てるよう頑張るよ」とブブリクは試合後のオンコートインタビューで語った。 　2022年大会チャンピオンでツアー4勝目を目指すブブリクは決勝で、第1シードのオルガ・ルーネ（デンマーク）がとリードされた時点で右前腕のケガを理由に棄権したため勝ち上がった第4シードのボルナ・チョリッチ（クロアチア）と対戦する。